昭和49年のオイルショック以降、日本の住宅づくりは省エネルギーのため気密と断熱の性能を高める努力をしてきました。また、合わせて新しい建材や工法も次々に開発され、住宅の高気密、高断熱化は非常に進み、まさしく魔法瓶のような家が大量に建設されました。しかし、これに比例して新築やリフォームをした家に入ると「目がちかちかする。」「咳がとまらない。」「原因不明の頭痛がする。」などといった症状を訴える人(特に子どもや普段家にいる主婦)たちがふえてきました。これらの症状は建材や接着剤、家具などからでるホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)などが原因と解り1994年に「シックハウス症候群」と名づけられました。最近では、アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、若者たちのイライラしたりキレたりといった症状もシックハウスが原因と考えられています。
私たちは、シックハウスを出さずに家族団らんの深まる家づくりを行うために、居間を中心にした生活のための間取りを提案し、建築にあたっては自然素材をつかった心と体の健康を創りだすヒーリング(癒しの)マイホームを施工しております。